伝統的な茶道具の欠点を補う、ユニークなティータンブラー「ヒマラヤ」

Unibott Technology Incorporationが提案する、現代のお茶の楽しみ方

伝統的な茶道具はスペースを取り、多くのパーツが必要であり、携帯性やタイムリーさに欠けています。そこでUnibott Technology Incorporationは、伝統的な茶道具の欠点を補う新しいティータンブラー「ヒマラヤ」を開発しました。

「ヒマラヤ」は、茶葉と水を分離できる携帯用の保温ティータンブラーです。独自の半透明の茶分離器を使用することで、茶葉を効果的に分離し、茶が逆流する問題を解決します。また、茶の濃度も簡単に調節できます。一つのクリックで開くことができ、直接お茶を味わうことができます。

この製品は、食品グレードの304ステンレス鋼とPVDチタンメッキ技術を使用した取り外し可能なボウル型の茶漉しを採用しています。これにより、製品は安全であり、細菌や汚れから隔離され、耐久性があります。また、茶の汚れや腐食、錆びを心配する必要がありません。

製品の高さは218mm、直径は70mm、重さは338gで、携帯に便利です。また、茶の淹れ方を調節するための適切な大きさの出口を選ぶために、デザイナーは何百回もの水の流れのテストを行いました。

この製品は、2018年1月に佛山で設計され、2019年10月に発売されました。設計の過程で、デザイナーは青春、ファッション、シンプルさ、ライン感などの要素をカップデザインに取り入れ、各部分とディテールに滑らかでまろやかな質感を持たせました。

この製品は、2020年のA' Bakeware, Tableware, Drinkware and Cookware Design Awardでブロンズ賞を受賞しました。この賞は、芸術、科学、デザイン、技術のベストプラクティスを取り入れ、強力な技術的・創造的スキルを持ち、生活の質の向上に貢献し、世界をより良い場所にする優れたデザインに授与されます。


プロジェクトの詳細とクレジット

プロジェクトデザイナー: Unibott Technology Incorporation
画像クレジット: Image #1: Creator Unibott Technology Incorporation, Product Appearance, 2019. Image #2: Creator Unibott Technology Incorporation, Side View, 2019. Image #3: Creator Unibott Technology Incorporation, Cap and Infuser, 2019. Image #4: Creator Unibott Technology Incorporation, Parts and Details, 2019. Image #5: Creator Unibott Technology Incorporation, Product Application, 2019.
プロジェクトチームのメンバー: Feng Zinian Liang Yanxiao Lun Zhaoping
プロジェクト名: Himalayan
プロジェクトのクライアント: Unibott Technology Incorporation


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